投稿

8月, 2020の投稿を表示しています

コロナはどうなってるのか分かりません:(2)緊急事態宣言期より深刻なのか?

  いろんな情報を取捨選択した結果、現在は緊急事態宣言期ほど深刻な事態ではないと、私は判断しています。その根拠は死者の数です。 死者の数だけで判断するのは乱暴ですね。でも色々検討するとほかに信頼できるデータがないので、現状では仕方がないと考えることにしました。 信頼できる数字がない最大の理由は、検査へのアクセスが日本では世界で類をみないほど制限され、しかも制限の仕方が時間的にも地理的にも一貫していないからです。そのため、検査で得られた数字はお互いに比較することがとても難しく、それを使って何かを判断することは、ほとんどできないと判断しました(統計の専門家の皆さん、何か裏技があったら教えてください)。 毎日、感染確認者の数が発表されていますが、ホントの感染者数の増減はわかっていないと私は思います。「感染確認者」数は、感染の広がりを示しているかのように扱われています。でも、無症状あるいは軽症の(そして重症なのに検査してもらえない)人がどのくらいいるかは、全くわかっていません。これまでの検査が数があまりに少なく対象が偏っているため、推定することができないのです。 検査対象の中で感染した人の比率(要請者比率)が意味があるかなと思って調べてみましたが、検査対象をどう絞るかで全く変わってしまうので、これも使えません。 そこで重症者と死者の数ならば、事態の推移を反映していると考えたのですが、重症者の定義が地域的にバラバラです。東京都が指摘するように「軽症でも ICU に収容されているというだけで重症者に分類されるのは間違っている」と思います(とは言え、東京都は従来の定義の重症者数を国に報告すべきです。そうでないとますます統計が無意味になります)。 というわけで、死者の数だけは、少なくとも他の数字よりは頼りになるだろうと考えました。 100 %確かかというとそうは言えません。ホントの死因がコロナなのに別の原因で死亡したと報告されているという説があるからです。確かにその可能性はあります。高齢者や他の病気で苦しんでいた人がなくなった場合、診断は難しいでしょうから。でも残念ながらその規模は全くわかりません。 とは言え、現実の世界では確実なデータで判断できることは稀です。「とりあえずこちらの方がまし」と考えて判断を下さないといけないことが多いです。特にコロナについては、まだほんの少しのことし

iPadのキーボードは有線接続が意外と使える

  ipadのキーボードは有線が楽ちん、という話です。 自宅以外で作業することが多くなるに従い、iPad proのお世話になる時間が増えています。性能上がってるのでメールとSNSチェック、文章書くだけならPCよりサクサクで使いやすいです。 仕事を引退してから、PCを使うほどややこしい仕事はほとんどしなくて済むようになったおかげでもあります。もちろん、いろんな資料を参照したり、表やグラフを書いたり貼り付けたりすることは、今でもあります。そんな時はデュアルモニターのPCを使います。 i Padのキーボードと言えば、純正のカバー一体型が定番です。しかし、実際に使ってみると、重いです。普段はタブレット単体で(家でも外でも)使いたいので、少しでも重いのは面倒です。おまけにキーが小さくて打ちやすいとは言えません。 そこで切り離して使えるBluetooth接続の単体のキーボードを色々試しましたが、結局古い有線キーボードが一番使いやすいということになりました。 私はたまたま店頭で見つけて試しに使ってみたのですが、Bluetooth よりずっと使い勝手が良いので驚きました。 有線ケーブルのメリットは沢山あります。 まずケーブルを差し込むだけで使えます。Bluetooth単体ものはすぐにつながらずにイライラすることがあります。パッとiPadを開いた時に接続が切れていて、改めて接続し直すのはとても面倒です。その点有線接続は確実で安定しています。 電力はiPadから供給されるので、充電は不要です。出先で充電切れという目に合わなくてすみます。 キーがデスクトップ並みに大きいのも、大きな魅力です。私は不器用で、キーボードが小さいと極端に効率が落ちるのです。そんなわたしにPC並みの大きさのキーはとても助かります。 長さはiPadよりやや長いのですが、重さが300g程度ととても軽いです。バックに放り込めば出先で使うのも不便はありません。 ライトニングケーブル接続iOS対応なので、もちろんiPhoneにも差し込むだけで使えます。 唯一のデメリットは、カバー一体型の純正に比べると、人前でキーボードを取り出し有線接続するのはスマートではありません。 というわけで、見た目さえ気にしなければ、有線キーボードおすすめです。製品は現在は店頭では見かけず、ネットで探して買うしかないようです。いいことづくめなのに、

コロナはどうなってるのか分かりません:(1)頭を整理して納得できる選択を

コロナをめぐる情報はとても混乱していて、私たちは何を信じて良いのか、どう行動すれば良いのか、困惑しています。 感染者数は緊急事態宣言期を大きく上回っています。自治体によっては独自の緊急事態宣言やそれに類するものを出し、移動や外出の自粛などを訴え、さらに一部の首長は連日メディアに登場して危機感をあらわにしています。実際、「自治体 A では感染者数が過去最高」「 B 病院ではクラスター発生」「運動部 C の寮でもクラスターが」と連日報道されています。 他方で、政府は税金の一部をばら撒いて GO TO キャンペーンを実施、観光旅行に行くよう国民を誘う一方で、旅行先で行動を自粛するよう呼び掛けたり、アクセルとブレーキを一緒に踏んでいるように見えます。 そんな中で、専門家には政治に左右されない灯台の役割を期待されます。でも、専門家は矛盾した指示や訴えを整理してくれません。全体像についてのコメントは人によって様々で、ひたすら国民の行動に細かい注文(それもどんどん細かくなります)をつけるだけです。お盆の帰省について「旅行自体は問題ありません」「帰省先でお年寄りと食事するときはマスクを外さず、口に入れる時だけ外しましょう」とか、専門家の指針は今や「シュールな」ものになりつつあります。 これでは、私たちはどう行動したら良いかわかりません。   頭の整理のために、これまで読んだ記事(やや専門的で私でもわかるものを含む)を私なりに比較して、矛盾するところは「エイや!」と判断してみようと思います。 不確実でも自分なりに「エイや!」と選択して生きてゆくのが、現実の人生です。間違った情報に飛びついて選択を誤るのは避けたいものです。 それから、判断の根拠となる数値を挙げたり参照データの出典を示したりはしません。これは第一に自分のためのメモなので、他人を説得するための論文ではないからです。 次のような順番で書いてみようと思っています。 1  緊急事態宣言期より事態は悪化しているのか 2   コロナと闘う目標は感染拡大を抑えることなのか 3  いま本当になすべきことは何か