被災者のエンパワーメント2

被災者支援のあり方を少し考えてみた。
ポイントは、被災者を救援、復興の主役とすること、被災者に現金を渡すことの二つだ。

1. 被災者を救援プログラムのリーダーとすること。被災計画立案、実施、モニターの各段階を被災者が中心的に担う

2. 被災者の自己決定を拡大する。物資調達も被災者が品目をきめ、定時のバスで買出しにいくなどがよい。陸前高田でも9キロ近くまではインフラ復活、店も開いているそうだ。

3. 被災者の参加を仕事とみなし、手当を支払う。被災企業が事業として行い、被災者に給与を支払う事も考えられる。財源はある。復興事業で莫大な資金が投入されるはずだし、現在の救援、町の片付け作業にも巨費が投じられているのだから。

4月1日の投稿「エンパワーメント1」では、寄付金の直接配分の必要を述べたが、仕事で収入をえることはそれ以上に大事だ。暮らしていく上での不安を減らすだけでなく、労働を忘れないこと、自己の尊厳維持に重要だから。

被災者は心理的・身体的・社会経済的なハンディがあり、働くことへの敷居が高い。それを埋めるのがボランティアの仕事であってほしい。

上から目線で「無力な被災者を助ける」のはよくない。かれらは被災前まで立派に暮らしてきた人々であることを忘れてはいけない。

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