テストの点数が上がれば成長率も高い?教育と成長の謎

教育が(とりわけアフリカで)経済成長につながなないのは長年謎とされてきた。教育は労働者の生産性を上げることにより、経済成長をもたらすはずなのに。特に日本人は、自分たちの「成功」が教育の普及のおかげだと信じている

これについて、テストの点数と成長率に相関関係があるとする研究があるそうだ。イースタリーがブログで紹介している。就学率だけじゃなくて、テストで良い点をとれるようじゃないと、成長に寄与しませんよ、というわけだ。

http://aidwatchers.com/2011/03/solving-the-education-puzzle-test-scores-anなd-growth/

これに対する書き込みはすべて否定的。こんな単純化は許せん、教育だけで成長を説明できるはずがない、教育内容はどうなんだ........。


この議論は次のことを想起させる:アフリカで教育を考えるときに、就学率をあげることだけをみず、教育について考えることも必要だろう。

例えば、教育とはなんだろうか?

マクロ的には、教育が労働者(土地と共同体から切り離された無産者)を作る道具だとすれば、アフリカの教育は労働者をつくることに成功していない。他方、農民の生産性を上げることにも失敗している。また、教育を得ても賃金が高すぎて雇用が作られない。

背景には土地が相対的に余剰であることがありそうだ。援助や鉱物資源によるオランダ病も影響しているかもしれない。

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