幸せは金次第か? 幸福の経済学をめぐる論争とデータ

発展途上国の村で過ごすと、だれしも「幸せってなんだろう?わたしたちのほうが、ある意味貧困なのでは?」と自問する。

それと関係あるかどうか知らないけど、昨今GDPに替えて「幸せ」について聞く機会が多い。UNDPの人間開発指数はすでに定着しているけど、もっと主観的な幸せを測ろうとする試みが増えている。それだけでなく、先進国の首脳の大半が「幸せ」を政策目標にと語り始めた。ブータンの国民幸福総量重視の政策は注目の的だ。

豊かさと幸福とは関係ないという統計的な分析を示したのは、イースタリンだが、当然これまでいろんな反証の試みがあったようだ。
http://www.worldlingo.com/ma/enwiki/en/Easterlin_paradox

最近も若い研究者(上のURLでも言及されているStevenson and Wolfers)が新しいデータセットを用いで分析し、豊かな国ほど幸せだという結論をだしている。クロスカントリー及び時系列分析ともに「お金があるほど幸せ」だと示している。
http://blogs.cgdev.org/global_prosperity_wonkcast/2011/01/18/the-data-is-in-more-money-more-happiness-justin-wolfers/

二人はニュースにもでたようで、動画もある。


ペーパーもここからダウンロードできる。データの質と分析をしっかり吟味しないといけないのだろうが、わたしは統計に弱いのでよくわからない。統計はデータの取り方、分析手法で、時には「同二でもなる」ところがあるので、どんなにしっかりした結論のようでも、鵜呑みにはできない。

だれかStevenson and Wolferのペーパーにコメントしてくれる人はいないでしょうか?

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