ウクライナ和平の創造的なアイディアとは
ケニア国連大使はロシアの侵攻を批判し、アフリカ諸国もウクライナ同様に人為的な国境と民族対立に苦しんでいることを指摘し、次のように述べています: 「私たちは人種・民族・宗教・文化など、いかなる理由であれ、民族統一主義や拡張主義を拒む」 「それは国境に満足しているからでなく、平和のうちに築かれる偉大な何かを求めたからだ」 現実にはアフリカは多くの民族紛争に苦しみ、民族統一主義、拡張主義の火種は消えていません。それでも、アフリカの多くの紛争克服の努力からは、ウクライナに平和をもたらす実践的な教訓があるに違いありません。 それ以上にアフリカの現代史で重要なのは、ケニア大使が述べた「平和のうちに築かれる偉大な何か」への希求なのかもしれないと思いました。ウクライナ戦争を終わらせるにも、実務的な教訓を超えた、まだ見ぬ偉大な何かへの希求というと大袈裟ですが、創造的でしかもこの地域の人々の魂に響きくアイディアが求められるでしょう。 https://news.yahoo.co.jp/articles/a20eec16e02e1d88fd383d67224d332777b9c20b